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よくあるご質問 ~骨伝導とは Vol.2~

骨伝導製品の実用化の経緯について教えてください。
『骨伝導製品』(ヘッドホン、イヤホン、スピーカー、マイク)は必要とされた軍関係の市場から実用化が進んだと言われています。
特に米軍関係の研究が進んでいるようで、最近その技術の中で骨伝導マイク関連の技術を民生用に展開されたと言われている製品が実用化され市販されています。
骨伝導ヘッドホンのメリットは何ですか?
■耳ではなく骨で聴く
骨伝導とは、「耳(鼓膜)から音を聴くのではなく、骨(頭蓋骨)に振動を与えて聴覚神経に
直接「音」を伝える仕組みのことをいいます。

通常耳で音を聞く際は、周囲の音が空気を振動させ、鼓膜に届き、鼓膜が振動することで
その音を信号として脳に伝え、脳は信号を音として判断します。
一方、骨伝導の場合、鼓膜を介せず直接音の振動を伝えることができるので、
鼓膜等の耳への負担がすくなくなっています。

そのため、

■長い時間使用しても聴覚に影響を与えない
一般的なヘッドホンは耳に装着し空気伝導で鼓膜に振動を伝えるため、長い時間使用したり音量を上げて聴くことにより、鼓膜に負担をかけるため聴覚の低下現象の原因ともなります。
しかし、骨伝導ヘッドホンは耳を塞がないため鼓膜に全く刺激を与えずに、驚くほど明瞭に聞き取ることができます。

■難聴の方、聴覚障害の方には骨伝導ヘッドホンがおすすめです。
今までの補聴器は音を拡大し耳に伝える音声拡聴方式ですが、
鼓膜は少しずつ衰えていくことがあるため、定期的に音量等を調整する必要があります。
しかし、骨伝導ヘッドホンは骨の振動による音を伝える方式ですので、
鼓膜には負担をかけません。

難聴の以下の部類に分けられます。
  • 伝音性   音が伝わる経路に障害がある場合
  • 感音性   耳の内部にある蝸牛以降の聴神経系に障害がある場合
  • 混合性   両者をあわせもつ場合
骨伝導は音を振動として直接伝えるので「感音難聴」にはあまり効果が期待できません。
しかし、二つの性格をもつ「混合系」である「加齢性の難聴」には有効だと考えられています。
骨伝導ヘッドホンの主な利用シーンを教えてください。
骨伝導ヘッドホンは耳を介さずにコミュニケーションをとることが出来るので、
その特性を活かした特長ある用途がたくさんあります。

①耳が開放されている
耳を塞いだり内部に挿入する必要がないので、音声を聞きながら同時に外部の音を
聞きくことができます。
耳が開放されているため、ウォーキング、自転車など外出先での使用にも安全です。

②騒音の多い環境下で使用する
車や電車、飛行機、街頭、工場、工事現場等の騒音の多い環境下での骨伝導ヘッドホンのご利用が適しています。
骨伝導ヘッドホンは、耳(鼓膜)を使わないため、騒音環境下でも音声が別チャンネルで
聞こえてくるような感覚を受けます。
多少の慣れは必要ですが騒音環境下でも円滑な会話が出来るようになります。

③外の音も聴く必要がある環境下で使用する
コールセンターなどでも、外の音に影響されないのはもちろん、外部の音も聞こえますので、
より柔軟な業務体制で対応することが出来ます。
電話の音や来客、呼び出しを受けるような状況でも、骨伝導ヘッドホンを使用していれば、
耳を塞ぎませんので対応が可能になります。

④リハビリテーションのツールとして使用する
骨伝導で聞く音がほぼ頭骨内中心部でやさしく明瞭に聞こえます。
音楽療法(日本音楽療法学会にて試験中)・難聴者の耳のリハビリテーション

◇難聴の方が聞こえやすい骨伝導ヘッドホン
通常の使用のほかに難聴により言語能力が減退している方の言語リハビリテーション
骨伝導ヘッドホンの安全性について教えてください。
「骨伝導は頭がい骨を振動させるので、脳に悪影響がある」という噂も時折耳にしますが、
骨伝導が人体に害を与えることは全くありません。
骨伝導という「骨を震わせる音(骨導音といいます)」 は特別なものではなく、普段の生活の中で常に接している人間がもともと持っているごく自然な音だからです。

実は、頭がい骨は自分が声を発するたびに震えているのです。
もちろん、その震えは蝸牛の中にある聴覚神経を刺激し、音として脳へと伝わっています。
私たちは、耳から入ってくる音と、骨伝導の音の両方をいつも聴いているのです。
振動と言う観点で見ると、骨伝導製品の発する振動より、 自分で大声を出した時の振動の方が大きいとも言われています。

また電磁波についても問題ありません。
骨伝導製品からも電磁波が発生することがありますが、ほかの電気製品と同じように、
ごく微弱なもので、自然界に存在する電磁波と同等レベルの強さですので、
安心してご使用ください。

念のため、以下に該当される方、或いは保護者の方は、ご使用にあたっては
かかりつけの医師にご相談ください。
・人工心臓やペースメーカーをご使用の方
・五歳未満の乳幼児

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